ニアミーは世の中の「もったいない」をなくすことを目的に2017年に誕生しました。
医療、教育など様々な面で社会的課題が深刻度を増している中で、高齢化地域の移動問題、観光地や空港の混雑、事故や災害時の代替交通手段の不足、そして終電・終バスの後の移動問題など、まずは身近な移動の課題解決に取り組んでいます。2019年8月より空港送迎のスマートシャトル®︎を運営し、独自AIを発展させ、ルーティングの最適化技術に強みを持っています。この技術を活用し、不特定多数ではなく、少人数かつ誰が乗車したか追跡できる方法で活用していただける街中相乗りサービスなどの「スマートシャトル®︎」を展開しています。
人口の減少が続く局面において、一人一人の移動に関わる課題は多様化しており、また、MaaS やオンデマンド交通などの発達、ドローンや自動配送ロボットを始めとした新たな輸送手段の出現など、デジタルを活用した新たなモビリティサービスが普及しつつあります。
交通は、日々の買い物や通勤通学、医療など、人々の暮らしの基礎となるものです。誰もが住みたい街に住み続けられる世界を実現するために、私たちはテクノロジー(AI)で貢献できると考えています。今後高齢化や人口の減少に伴って働き手も少なくなり、よりサステイナブルで環境にも優しい移動サービスが求められます。需要に応じたシェアリングでドア・ツー・ドアの輸送を行うオンデマンド交通は、そうした要求に応える唯一のソリューションと言えるでしょう。
オンデマンド交通は路線バスの代替や特定の利用者のためだけではなく、街全体の移動の課題を改善し利便性を向上させるものです。多くの人がその恩恵を享受できる世界の実現を、私たちは本気で考えています。
環境負荷の低減や人口減少による持続可能な仕組みの構築、効率性や利便性の追求だけではなく、地域全体の課題を解決し、持続可能なシステムを実現することが、私たちの目指すところです。
新しいサービスを展開する際には、多少の不便は生じる可能性はありますが、その不便を少しでも理解・努力して合理的にするために地域住民全員で協力する発想も大事です。
すでに海外では、一人一人の暮らし目線を起点として課題解決を図ったプロジェクトの事例が多数見られるようになってきています。一方で日本国内では、自動運転などの新たなモビリティが実証実験にとどまり、社会実装に進んでいかない事例が顕在化しています。
私たちは各地域の交通課題に着目し目指す先を考え、多くの住民を巻き込み共感を得ることで社会実装を行い、安心、安全で自由な移動を実現したいと考えています。
この記事の著者
株式会社NearMe
髙原幸一郎
シカゴ大学経営大学院卒。2001年SAPジャパンへ新卒入社。2012年楽天に入社。2015年からは米グループ会社の副社長/取締役としてPMIや事業開発、仏グループ会社CEOなどを歴任。2018年1月から現職。
シカゴ大学経営大学院卒。2001年SAPジャパンへ新卒入社。2012年楽天に入社。2015年からは米グループ会社の副社長/取締役としてPMIや事業開発、仏グループ会社CEOなどを歴任。2018年1月から現職。
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