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子どもたちと考える未来のエネルギー
SBエナジー株式会社(現:テラスエナジー株式会社)

目次

    体験型環境教育プログラム「未来×エネルギー プロジェクト」


    SBエナジー株式会社(現:テラスエナジー株式会社)では、自然エネルギー発電所の立地地域の自治体などと連携し、2012年から地域の小学校や教育関連施設を対象に、体験型環境教育プログラム「未来×エネルギー プロジェクト」を株式会社教育と探求社と共に実施しています。このプログラムは昨今の環境問題やエネルギー問題に対する社会的な関心の高まりを背景に、未来を担う子どもたちが主体的かつ創造的に考える機会を提供することを目的としていて、2012年の初回から2022年11月までに、延べ74回以上、約3,100人の児童に対して実施してきました。身の回りにあるまだ誰も気づいていない未来のエネルギーに気づいてもらうことをステップ1、見つけた未来のエネルギーとその活用方法を発表することでお互いにどのようなエネルギーを発見したか考えを深めることをステップ2に分けた授業を展開しており、子どもたちにはこれらのステップを通じて、新しいエネルギーへ関心を向け、自ら未来を創造する視点が育まれていくことを期待しています。



    プログラムに参加する嬉野市立吉田小学校の子どもたち

    大人が驚く新しい視点のエネルギー


    このプログラムの中で、子どもたちは様々な発見をします。そのアイデアは、大人の視点では考えつかないようなアイデアにあふれています。
    例えば、「学校の階段を上り下りする振動をエネルギーに変えて、冬に暖かい手すりにしたい」「大人が疲れた時の涙をドロップに変えて食べることで、元気になってほしい」「0点のテストを燃やして、学校の電気に使いたい」・・・実現できそうなアイデアから、優しい気持ちにさせてくれるアイデア、密かに0点のテストを燃やしたかった思いなど、大人ではなかなか考えつかないアイデアの数々は、子どもたちが持つ未来の可能性を感じさせてくれます。環境教育プログラムの実施後は、小さな可能性も大切に、できることに目を向けて仕事をしよう!と子どもたちに励まされているような気持ちにもなります。
    子どもたちの視点に立ってみると、これからの未来のエネルギーの可能性は無限にあります。大人の私たち一人一人が子どもたちに誇れる未来を残せるよう、取り組んでいきたいと思います。

    この記事の著者

    SBエナジー株式会社(現:テラスエナジー株式会社) 田中 園子
    SBエナジー株式会社(現:テラスエナジー株式会社)
    田中 園子
    2013年より電力事業本部地域貢献推進部にて地域住民や自治体との良好な関係構築・維持業務、開発案件の推進サポートなどに従事
    2013年より電力事業本部地域貢献推進部にて地域住民や自治体との良好な関係構築・維持業務、開発案件の推進サポートなどに従事
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