2023年8月23日(水)に、FOURE会員であるデジタルグリッド株式会社様より、日本初のバーチャルPPAマッチングプラットフォーム「RE Bridge」についてご講演をいただきました。
<講演内容>
1.デジタルグリッド株式会社のご紹介
・「電力を生む発電家」と「電力を買う需要家」が 直接売買できるシステムを備えたプ
ラットフォームを提供する会社
・事業内容
①デジタルグリッドプラットフォーム(DGP)
(AIによる需給予測と自動化された需給管理で需要家と発電家の電力直接取引が可能
なプラットフォームの提供)
②調整力事業(蓄電池の最適運用による調整力の収益最大化)
③GX navi(GX人材の育成サービス、企業の脱炭素化支援コンテンツの提供)
・「エネルギー制約のない世界を次世代につなぐ」ため、人と地球に優しく、無限に存在
する「再エネ」を最大利用することを目指す
2.再エネマッチングプラットフォーム”RE Bridge”について
・日本初(DG様調べ)のバーチャルPPAのマッチングプラットフォーム「RE Bridge」を
開発(発電家、需要家ともに会員登録受付中)
・PPA市場における需要家・発電家のお困りごとである「相手を探す」~「契約協議」ま
でのプロセスを効率化・標準化
・発電家、需要家のマッチングや契約締結支援、成約情報は匿名ベースで開示
・インバランスリスクはデジタルグリッドが負担・管理
(デジタルグリッド版バーチャルPPAサービス“GPA”での運用を前提)
※参考:デジタルグリッド版バーチャルPPA “GPA( Green Purchase Agreement)”
・FIPの活用と決済方法の工夫によりVPPAの価格変動を抑制
・再エネから創出される環境価値を、需要家がFIP認定事業者から直接購入することができ
る
※現在RE Bridge会員登録受付け中です。詳細はデジタルグリッドHPをご覧ください
ご担当者さまより一言:
脱炭素化への取組みとしてもさることながら、企業の競争力向上のためには再エネの大量導入が必要不可欠だと考えています。Non-FIT制度下においても再エネ導入が進むよう、再エネ普及の課題を解決または緩和すべくRE Bridgeを開発・リリースいたしました。RE Bridgeが皆さまの再エネ活動に少しでも貢献できましたら幸甚です。
事務局感想(窪田):
再エネの脱FIT化の流れが進み、自由市場での取引が求められるなかで、PPAによる非FIT取引は今後増加が見込まれます。一方で、需給予測の難しさ、契約条件の標準化がされていないことによる判断の難しさなど様々な観点からPPAの実施には発電家・需要家側ともに複数のハードルが存在し、実現に至らないケースも多いと聞きます。今回ご紹介いただいたデジタルグリッド株式会社様の”RE Bridge”は、こういった課題の解決に役立つもので、VPPA導入のハードルを下げることでデジタルグリッド様の需給管理サービス拡大を図るだけでなく、再エネ最大活用の促進に寄与することも期待される素晴らしい取組みだと思いました。
FOUREメディアサイトではデジタルグリッド株式会社様に過去にご寄稿いただいたコラムも掲載しております。ぜひご覧ください。
過去のコラム:
再エネ導入にDXを|デジタルグリッドによるエネルギー民主化への挑戦 | FOURE メディアサイト (media-foure.jp)
この記事の著者
FOUREメディア編集部
FOUREメディアサイトの運営を行っています。
再エネに関連するイベント、ニュースや地域共生トピックの情報、コラムなどを発信しております。
ぜひお気軽にリアクション・コメントしてください。
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