太陽光発電が普及拡大するメリットについて考えたとき、まずCO2排出量削減による地球温暖化対策への貢献があげられるかと思います。もちろんこのような成果を上げることもできますが、それだけでなく、人類が抱える未来への様々な課題に対する究極のソリューションとなります。
太陽光発電には何ができるのか? 本記事では、私たちエクソルが考える、太陽光発電が日本だけでなく世界中で広まることで、何を実現できるのかということを紹介させていただきます。
エネルギーの奪い合いを減らし「世界平和」や「暴力減少」を実現
国際紛争が起きる主な要因のひとつに、化石燃料などのエネルギー資源の奪い合いがあげられます。世界中のエネルギーが化石燃料に依存している状況にも関わらず、化石燃料は一部の産油国等でしか手に入らないことから価値が高くなり、その利権を独占しようと争いが発生してしまいます。
このような世界の状況を変えるには、エネルギーにおける化石燃料への依存度や需要を減らす必要があります。空から無限に降り注ぐ太陽光さえあれば他国に依存しない形で電気(エネルギー)を作ることができる、「自給自足エネルギー」である太陽光発電で、過半のエネルギーを確保できるようになれば、化石燃料への需要・依存度は大幅に下がることになります。
化石燃料の需要が下がれば、その価値も下がります。価値が下がれば、多大な軍事費を費やしてまで行われる化石燃料をめぐる争いや国際紛争はなくなります。
エネルギーの供給リスクにさらされない「エネルギーセキュリティ」の確保
近年、台風や震災など自然災害が頻発しています。これらの災害により停電等のライフラインやインフラの分断が引き起こされ、長期化した場合は生活に多大な影響を及ぼし、最悪の場合は生命の危機にもつながります。停電が起きた時にこのようなリスクを負ってしまうのは、自分たちで使う電気(エネルギー)を電力会社等の外部インフラに依存し、自給することができていないからです。
エネルギーの自給ができていないことのリスクは、国レベルになると、より大きなものとなります。日本のようにエネルギーを外国に依存している場合、国際紛争などの有事が起きた際には、たちまちエネルギーの供給危機に陥り、人々の生活や生命の安全が大規模に脅かされることになります。
太陽光発電により国や地域、そして法人・個人が分け隔てなくエネルギーを自給できるようになれば、世界中がエネルギーの供給リスクにさらされない、強靭なエネルギーセキュリティを確保できるようになります。
気候変動問題だけではない「地球環境問題」全般への貢献
気候変動問題が起きる原因のひとつに化石燃料への過剰な依存があります。化石燃料は歴史的に人類の発展に必要なものであり、それ自体が悪いものということではありませんが、過剰に依存しすぎたことが、気候変動に端を発した、干ばつ、山火事、台風、大雨、洪水、生態系の異常を引き起こし、遂には地球環境全体を脅かすことになってしまいました。
化石燃料への依存度が減ることで、気候変動だけでなく様々な汚染源も減り、あらゆる地球環境問題の解決につながります。
私たちエクソルはこのような太陽光発電の可能性を信じて、「日本の主力電源」とするために、まずは「太陽光発電の全棟・全スペース完全搭載」実現を目指し、太陽光発電に関するあらゆる製品、サービス、ソリューションをご提供しています。
この記事の著者
株式会社エクソル
経営企画本部 成長戦略開発推進室 有賀 健太
2019年に株式会社エクソルに入社。中部支店にて住宅・産業用太陽光発電の営業を経て、現在は成長戦略開発推進室にて新規事業の企画・推進に取り組んでいる。
2019年に株式会社エクソルに入社。中部支店にて住宅・産業用太陽光発電の営業を経て、現在は成長戦略開発推進室にて新規事業の企画・推進に取り組んでいる。
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