NEDO次世代浮体式洋上風力発電システム実証研究(バージ型)紹介
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託事業として、日本近海の気象・海象条件に適した次世代浮体式洋上風力発電設備および施工方法の開発・検証を行い、コスト低減の実現を目指し、実証運転を実施しました。
計測データによる設計検証や遠隔操作型の無人潜水機を使用した浮体や係留システムの効率的な保守管理方法の技術開発を行い、低コストかつコンパクトな浮体洋上風力発電システムの技術確立に向けて活動しました。
https://g-local.co.jp/works/barge/
事業地視察の様子
【事務局感想】
天候、海象に左右される視察のため、当日は現地に行くまで浮体への乗船が可能かどうかは分からず、主催側は緊張感のある事業地視察となりましたが、参加者33名(8企業)にて誰も怪我や体調不良もなく、無事視察を終えることができました。
漁船組(2隻)と旅客船組(1隻)で分かれ、漁船組は浮体への搭乗、旅客船組は道中クイズ(成績優秀者上位3名には景品贈呈あり)を交えながらの視察を行いました。
波は高く、漁船組はなかなかハードな視察となりましたが、幸運にも浮体に搭乗することができ、とても貴重な経験になったかと思います。(商業化では日本で唯一の浮体式バージ型発電システムとなります。)
また、昼食を交えた懇親会、質疑応答の際には質問が途切れることがなく、参加者皆さまの熱意や知見の高さを感じました。昼食は地元のお弁当を頂き、刺身が新鮮でとても美味しかったです。
視察を行うにあたり、現地での手配(船・バス・弁当など)から視察の調整まで、グローカル様には大変お世話になり、地元との強固な関係性が構築されていたからこそ、今回実施できたのだと感じました。
【参加者からの感想(漁船組)】
貴重な機会をご提供頂きありがとうございました。
着床式・浮体式問わず、洋上風車の現場視察は初めての経験で、浮体式構造物の大きさやその安定性には驚かされました。
バージ式の特徴をいかして、CTVを地元漁船で代替するなど、漁業との共生も図られているなと感じました。
また、視察当日は波浪が厳しく、改めて日常的なO&M作業の過酷さを肌で感じれたことや安全訓練等の重要性を再認識することができました。
日本初のバージ式洋上風力の商用運転が、今後も順調に進むことを期待しております。
ご協力頂いたグローカル様には多大なるご尽力を賜り、心より感謝申し上げます。
この記事の著者
FOUREメディア編集部
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