オリックスって何の会社?
プロ野球のオリックス・バファローズはこのほど、25年ぶりにパ・リーグ優勝を果たしました。「そもそもオリックスって何の会社?」―。これは、お客さまなどからいただくことが多い質問のひとつです。「オリックス」といえばプロ野球やリースのイメージが強いかもしれません。
オリックスは1964年にリース事業からスタートし、リースを起点に「金融」と「モノ」の専門性を高めながら、時代の変化とともに隣接分野に進出。現在は法人金融、産業/ICT機器、環境エネルギー、自動車関連、不動産関連、事業投資・コンセッション、銀行、生命保険など多角的に事業を展開しています。
事業は多岐にわたりますが、それらの根底には「事業活動を通じて社会に貢献する」という考えがあります。
再生可能エネルギーを「創る」
エネルギー分野では、エネルギーを「創る」(再生可能エネルギー)、「届ける」(電力供給)、「管理する」(エネルギーマネジメント)のバリューチェーンを構築。お客さまのニーズにきめ細かく対応するサービスをワンストップでご提供しています。
再生可能エネルギーにフォーカスすると、太陽光をはじめ、風力、地熱などを活用した発電所の開発・運営を推進し、バランスの取れた再生可能エネルギーの普及への貢献を目指しています。
■メガソーラー発電(大規模太陽光発電所)
自治体や企業などが保有する国内各地の遊休地を賃借し、設備容量1MW(メガワット)以上の大規模な太陽光発電所(メガソーラー)を建設し、運営しています。
■屋根設置型 太陽光発電
お客さまが保有する工場や倉庫など大型施設の屋根を賃借して太陽光発電システムを設置する、屋根借り方式の太陽光発事業を推進しています。
■風力発電
国内外での風力発電に関する知見を生かし、風力発電事業の開発に向けて調査、検討、出資を進めています。
■地熱発電
オリックスグループが運営する「別府温泉 杉乃井ホテル」(大分県別府市)での地熱発電のノウハウを生かし、全国各地で地熱発電所の建設に向けた調査・検証を行っています。
脱炭素化社会の実現に貢献
創業時よりオリックスは、事業活動を通じて社会に貢献することを基本としてきました。その考えのもと、社会の課題やニーズに積極的に取り組み、オリックスならではの価値を提供することを目指しています。
その思いは、エネルギー分野の事業を推進するうえでも変わりはありません。特に、再生可能エネルギー業界は、他の業界に比べればまだまだ新しい業界であるだけに、取り巻く環境も変化に富み、課題やニーズもさまざま。
また、ESG、SBT、SDGs、RE100などの観点から、企業の持続的成長、環境への配慮を求める潮流も急速に進んでいます。
オリックスは今後も、再生可能エネルギーの普及はもちろんのこと、社会環境の変化を見据えて新たな取り組みにもチャレンジし、脱炭素化社会の実現に貢献してまいります。
この記事の著者
オリックス株式会社
奥田翔子
2017年オリックス株式会社に中途入社し、グループ広報・渉外部で環境エネルギー分野などを担当。2020年より環境エネルギー本部。
2017年オリックス株式会社に中途入社し、グループ広報・渉外部で環境エネルギー分野などを担当。2020年より環境エネルギー本部。
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