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次世代小型EVで観光客に非日常的な体験を提供
株式会社eMoBi

株式会社eMoBiはファブレスメーカー(生産を行う施設を自社で持たない企業)として、電動トゥクトゥクを活用した3人乗りの小型EVの企画から製造、観光地でのレンタルのサービスまでを手がける、垂直統合型ビジネスモデルを持つスタートアップです。現在は鎌倉をはじめ、福岡や壱岐、武雄、串本など全国8拠点でサービスを展開していて、主に観光客の方にご利用いただくために駅やホテルに発着点を絞っています。

目次

    電動トゥクトゥクの魅力


    電動トゥクトゥクは小さな車体なので、公共交通機関の混雑や渋滞する道路を避けて効率的に移動しやすく、最高時速50kmで誰でも安心安全に運転できることが特徴です。普通免許さえあれば誰でも運転可能で、EVなので音も静かで環境に優しい車両になっています。

    観光客向けにレンタルを行っていく中で観光客の方から好評いただいているのはもちろん、地元住民の方からは「買い物して荷物が多くなった時に乗ってみたい」「小型で便利そうだからえもびに乗り換えたい」、修学旅行で鎌倉に訪れた先生からは「生徒のグループ行動を見回るのにピッタリだ」と移動手段のオプションに入れていただくなど、様々な用途でご利用いただいております。


    鎌倉でのビジネスモデル


    直径10km圏内の観光地での移動をスムーズにすることで観光客に非日常的な体験を味わってもらいたいという思いから、電動トゥクトゥクを活用したレンタルサービス「えもび」を提供しています。鎌倉では、鎌倉・江の島・逗子と観光スポットが分散しているため歩いて散策するには遠く、公共交通機関の混雑は避けられないといった観光客のお悩みにフォーカスし、電動トゥクトゥクならではの特性を活かして移動問題の解決に取り組んでいます。

    現在は全体の約半数が10~20代で、TikTokやInstagramのリールを見てえもびを知ったという方が多いです。次いで、モビリティが好きな中年の方や、あちこち回るのはつらいというご家族連れの方にもご利用いただいています。えもびはこれからもさらなる認知の向上を目指し、「ただの移動サービス」を超えてより様々な価値を提供できるよう工夫していきます。

    今後の展望


    今まで、えもびは神奈川(鎌倉)、福岡市内(大名、能古島)、長崎(壱岐)、山口(長門)、埼玉(滑川)、東京(秋葉原)、佐賀(武雄温泉)の8つの地域でサービスを展開してきました。今後は離島や、京都、東京などの都市にも範囲を広げ、サービスを拡大していく予定です。また、観光だけでなく日常使いの側面でも使って頂けるような、マイカーを代替するサービスも開発中です。また、インドネシアにおけるフィーズィビリティスタディも行っており、ハードとソフト両輪のアプローチで次世代の都市内移動手段に育てていきます。

    この記事の著者

    株式会社eMoBi 代表取締役社長 石川達基
    株式会社eMoBi
    代表取締役社長 石川達基
    ラ・サール高等学校卒業。東京大学文科一類入学後、2019年11月から1年間、電池ベンチャーにて東南アジア二輪三輪市場のリサーチャー業務を担う。ベトナム・インドの電動バイク事業者への営業も経験。東京大学法学部在学中、2020年12月に株式会社eMoBiを創業。3人乗りEV(電気自動車)のレンタルサービス「えもび」を提供する。
    ラ・サール高等学校卒業。東京大学文科一類入学後、2019年11月から1年間、電池ベンチャーにて東南アジア二輪三輪市場のリサーチャー業務を担う。ベトナム・インドの電動バイク事業者への営業も経験。東京大学法学部在学中、2020年12月に株式会社eMoBiを創業。3人乗りEV(電気自動車)のレンタルサービス「えもび」を提供する。
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